4月はいろいろありました。
皆さんこんにちは、管理人のShuです。いつもは中国語学習について書いていますが、5月も始まってしまいましたのでここで一旦4月を振り返って行こうかなと思います。この記事はマレーシア留学を考えている方、そしてIBP留学でマレーシアを考えている方に向けて書こうと思います。
IBP留学とは学部留学とインターンシップ、そしてICCコンサルタント主催のビジネスセミナーなどがセットになった1年間の特別なプログラムです。語学留学とは違うのでご注意ください。
興味ある方はぜひIBPのHPに飛んでください。→https://www.iccworld.co.jp/ibp/
今回の留学(2020年5月現在)はコロナの影響で普通とは違う環境で戸惑っており、また何年後かにこのブログを読まれた方の参考に100%なるかと言ったらそうとは限りませんが、私の経験したハプニング等もありますので最後まで読んでいただけたらと思います。
MCOというさらなる自粛期間
さて、自宅監禁期間が終了していよいよ外に出てられる!と思いきや、実は3月18日にマレーシア政府がMCO(Movement Control Order)=行動制限令を発布したため寮の敷地内から不要不急の外出ができなくなってしまいました。
それでも最初の14日間は部屋からも出られなかったので、自分でご飯を買ったりできるようになっただけでも嬉しかったです。私が通っているSunway大学はキャンパスが街のようになっているため本当はSunway Piramidという巨大なショッピングモールがあったりするんですがその話はMCOが終わった後に記事にしますね。
MCOは期間が延長の延長を重ね、最初は03/31までだったのが04/14に延長、さらにその後04/28、更に05/12まで延長が決定しました。何のために留学に来たのやら…。と少し残念ですが留学を途中で断念された方もたくさんいると聞きますので、今は我慢ですね。
幸運にもご飯や日用品に困ることはありません
嬉しいことに、私が滞在している寮(以下SMR=Sunway Monash Residence)の敷地内にはファミマとレストラン、ピザ屋さんが一個、もちろんコインランドリーもありますので生活に困ることはありません。


特にファミマにはトイレットペーパーやシャンプーなどを始めとした生活用品も一通り揃っているため非常に便利です。サンウエイピラミッドにもお店がたくさんありますが正直ファミマで事足りるので、不要不急の外出が禁止な今は僕にとっては更に外に出る理由が無くなりましたw



デリバリー大国マレーシア
また日本ではUber Eatsにあたるデリバリーサービスである“FoodPanda”、“Grab Food”というものがあるのでこちらでよく料理を頼んでいます。
・FoodPanda / Grab Foodに関する記事はこちら→(只今準備中です。記事が完成次第載っけます)

また本来はTesco という食糧雑貨のオンラインショップがあるのですがデリバリーがコロナの影響のせいかひどく遅いため未だ使ったことはありません。
しかし東南アジアのAmazonと呼ばれるLazadaは結構便利です。本当にAmazonと同じ感覚で使えますし、値段も日本と比べると安いので買いすぎには注意ですね。ちなみにここまででバトミントンセットとヨガマットを買いました(ジムが空いていないので)
・Lazadaに関する記事はこちら→(只今準備中です。記事が完成次第載っけます)

今学期はオンライン授業
不幸にも学校に行くという留学の最大の楽しみが奪われてしまいました。対面での授業はコロナ感染の拡大を助長する危険があるため、7月まで、つまり今学期は全てオンライン授業になりました。
8月から3週間ほど夏休みですし、現在の状況では9月からの二学期目もどうなるかわかりません。例年とは少し変わるかもしれませんね。
IBPの留学プログラムは1学期、2学期を学部授業、ラスト3ヶ月をインターンという予定で進みますので学校に通えるのはこの時点で実質3ヶ月になってしまいました。非常に残念ですし、心配事も多くあります。(記事後半をご覧ください)
ですから実はまだ学校の様子を見ていません。しっかりとMCOが解除され学校が開いたら授業の様子は当分撮れませんが、学校の外観、内観の様子は写真を撮ろうと思っていますのでお待ちください。
これは困った❗️(対策できたこと)
ここからは私が現時点までで困ったことをお話しします。今後留学予定のある方はぜひ反面教師にしてください。
クレジットカードが使えなかった
一番困ったのはこれです。コロナの影響で外出もできない、現金も限りがある、両替所もやっていないので購入方法がカードしか無いにも関わらずカードが使えませんでした。原因は不正利用察知によるカードロックです。
例えば、いきなり海外で買い物をした時など、カード会社のシステム上不正利用の可能性を疑うと勝手にロックをかけてしまいます。これは電話でしか解除ができません。
私の場合最悪だったのが “何回も電話をかけたのに窓口が繋がらず、Simのチャージ残高が終わってしまった”という点です。そのせいでカードを復活させるのにいちいちGrab Carを使ってピラミッドモールのコンビニまでトップアップに行きました。(なぜか寮内のファミマではトップアップできませんでした)
やはり原因はカードにセキリュティロックがかかっていたようで、解除してもらい、現在は何でもカードで買い物をしています。(なぜか現金を断られることがあるので)
こうした事態を避けるために対策としては
・カードを複数枚持っていく(最低でもVisaとMasterの2種類は必須)
・出発前にあらかじめカード会社に電話をし、海外に行くのでロックをかけないで欲しいと伝えておく→これ必須!
・最初空港についた時に、多く現金を持つのが心配なのはわかりますが、それでも両替ができる時に多めに両替しておく。(今回のように両替もできない!カードも使えない!という事態が無いとも限りません。)
実は3つ目は、留学会社のスタッフさんに2万円両替(700RMぐらい)しておけば良いと言われたので700RMだけ両替したのですが、こうした現金が無いと何もできなくなる緊急事態がいつ起きるのかわかりませんから、しっかり両替しておくことをオススメします。というのも寮内のエアコンのトップアップなどは現金しか使えなかったり、カードしか使えない場面と現金しか使えない場面が存在するからです。皆さんもお気をつけください。
服や日用品は持ってこれるなら持ってきたほうが良い
これも普段なら大丈夫なのかもしれませんが今回は緊急事態…。
服や日用品を自由に好きなだけ買えるとも限りません。日系の商品もたくさんありますので普段は問題ないのかもしれませんが、最低でも服はラフな格好のものを1週間分ほど持ってくることをお勧めします。
女性はオシャレな服装を持ってくる方が多いかもしれませんがマレーシアに長期滞在する場合は、何せ気温が30度以上な毎日ですから、なるべくTシャツなどのラフな格好をたくさん持ってくるようにしましょう。
こっちで買えば良い!という心持ちも良いですが、事前に持ってきておいて困ることは絶対にないので1週間分は持って来ましょう。また、あまりオシャレな格好だと観光客がスリなどの被害に遭いやすくなるという話もありますので、マレーシアに来たらマレーシアに合わせたラフな格好をするというのも大切ですね。
単語帳やノートは持って来ておいたほうがいいかも
これは英語力を上げたい留学生限定ですが、来てすぐに友達ができるとは限りません。私のように寮に住んでる方ならまだしも、自分でアパートなどを借りる方は更に他の人との会話が減りますよね。
また今回のような緊急事態のせいで、学校が開かず他の生徒との交流が極端に無いこともあります。そうした場合に単語帳や参考書があると勉強できるのでお勧めです。今、日本で使っている参考書があれば持ってくることをお勧めします。人によっては結局高いAmazaonの国際便で買う方もいますので(私もですがw)
同じプログラムに参加しているもう一人の子は何も持ってこなかったので後悔していましたw
またこれは僕限定の悩みですが、僕は中国語が話せます。そのため寮内で数人中国人の友達ができたのですが、彼らと話すときは基本中国語です。そのため英語を維持するために参考書をもうちょい持ってくるべきだったなと後悔しています。
またノートもコンビニなどに売っていないことが多いので、日本から5冊ほどは持ってこれると便利ですよ。
これが今後心配だ❗️(今はどうしようもない事)
ここからは自分の力ではどうしようもない漠然とした不安を書いていきます。
英語力の問題
前述した通り、IBPのプログラムはラスト3ヶ月がインターンです。そこでは英語力がインターンの配属に大きく左右するそうなのですが、何せこんな事態で他の生徒と話す機会が極端にないため英語力がちゃんと上がっていくのか漠然とした不安があります。オンライン英会話やろうかな〜と考えつつ、更なる出費になってしまいますのでそれも断念しています。
また中国語にマレー語もやっているので、英語にのみフォーカスすることが中々できません。これは自分の勝手なのですが、やはり友達ができないと本当に英語を話す機会がないので少し辛いですね。何せ今は「街に出てローカルの人と触れ合おう」みたいなのもできませんから。
ちなみにマレーシア英語に関しては、聞き取り辛いが正直な感想です。若い人たちの英語は上手ですが、現地の人(寮のスタッフさんや店員さん)の英語力がアメリカ人やイギリス人のようなネイティブとは絶対に言えません。またアクセントの問題もあり、ぶつぶつ言われると本当によくわかりません。ただ授業の時は先生がはっきり話してくれるので聞き取れない心配はないかと思います。
しかし先生によっては結構テキトーな人、またメールなどの文面も何が言いたいのかよくわからない方もいます(高齢の先生など)ので、本当に純粋に英語力が欲しければやはりアメリカとかの方がいいかもれません。
友達を作るチャンスがない
コロナの影響で授業は基本オンライン、複数人で集まってやるアクティビティも原則禁止なため、本当に人との関わりがない…。前回の記事で書いた14日間の隔離期間中に仲良くなった中国人の友達とはよく話しますが、使用言語は中国語なので英語は後回しになっています。
もちろん英語で話せばいいじゃん!と思われかもしれませんが、そこは皆さんと事情が違い、私は中国語も勉強している身ですし、一度中国語が話せる思われるとそれ以降中国語で話しかけられますので、そう上手く英語を使えるわけではありません。
留学の醍醐味はなんと言っても人との出会い…。なので実質3ヶ月しか学校に行ける期間が無いなんて、少し残念ですがそれでも留学に行くと決めたのは私自身ですから文句を言っても仕方がないですね。
終わりに
予想外の展開が盛りだくさんのマレーシア留学ですが、体調はすこぶる元気で、しかもご飯が美味しいのでその点は助かっています。今自分でできることと言ったらTed Talksを見て英語の勉強をする、オンライン授業で与えられたタスクをしっかりこなすと言ったところでしょうか。
正直言って楽しくありませんし、一ミリも有意義ではありません。マレーシアをまだ全く感じれてません。
しかし、これは誰にもどうしようもないことです。こうなってしまった以上、日本でいた頃となんら変わらない生活だっとしても耐えるしかありませんし、このMCOが終わったら焼肉でも食べに行こうかなと考えていますw
現地でサポートしてくれるスタッフさんや、心配してくれる家族にも感謝をして今できることをやるべきかなと思います。
それでは今回はこの辺で!バイバイ👋