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中国語 怒ってるように聞こえる?その理由を考察  

中国語は怒っているように聞こえる?



皆さんこんにちは管理人のShuです。この前京都に旅行に行ってきたのですが、中国人の多いことに驚きました。

その際他の観光客の方がこんなことをおっしゃっていました。

「中国人って話してるときなんか怒ってるよね」



中国語学習者の皆さんなら彼らが怒ってないことはすでにお分かりのことだと思いますが、そういえばうちの家族も友達もよく上のようなことを言っていました。

私自身も中学生の時、学校の行事で東京浅草に見学に行ったとき中国人観光客が怒っているように感じたのを覚えています。

今回はその理由について、中国人自身の考察と中国語学習者である私の考察も併せて書かせていただきます。よくある意見として中国人はうるさい人が多いから~などの根拠のない理由ではなく言語的関連からも見ていきたいと思います。



もちろん考えられる理由も私があげるもの以外にあると思いますので、そういう意見もあるんだなぐらいにとらえていただけると嬉しいです。

※今回の意見はHello Talkにて募集しました。

訳:日本人は中国人が話してるとき音と
口調が強いので怒っているように感じます。
そこで単純に聞きたいのですが、中国人が話してる様子が怒っているように聞こえる原因は何だと思いますか?
私自身中国語を話しているときに中国語を話している自分が似たようになっている(怒っているぐらい音や口調が大きくなる)ように感じます。

 

怒っているように聞こえる理由

 

  1. 四声の影響で発音に日本語にはないレベルで強い抑揚が生まれる
  2. 中国語発音は口を大きく変える必要がある
  3. ごもごもした音では確実に聞き取れないので声を多きする必要がある
  4. 認識しておくべき文化の違い
  5. 北方と南方でイメージは異なる?



どれも基本的には中国語独特の”発音”に由来するものが多いです。細かく見ていきましょう。

1.四声の影響で発音に日本語にはないレベルで強い抑揚が生まれる

 



まずはこの二人の意見からご紹介

1、口調(語調)が原因だと思う。中国語は四声による音調があるから。発音同士の組み合わせが抑揚のあるメリハリが効いたものになるので

2、抑揚があって、やや感情に激しいからだと思う。あなたたち日本人はおだやかだから、私たち中国人が怒ってるように見えるのかもwww



中国語には四声という4つの明確なイントネーションのようなものがあります。

イメージは以下の図(引用元: https://note.mu/mt_ian_radio/n/na60eeeec888e





このようにこのイントネーションが違うと漢字も意味も全然変わってしまうため「なんとなく」発音ができないのが中国語の特徴です。

中国人自身も例外なく、はっきりとこのイントネーションを発音する必要があります。このイントネーションがはっきりしているために強い抑揚が生まれ、その結果強く聞こえるというのが一つ目の考察です。

2.中国語発音は口を大きく変える必要がある

 

 

1、中国人の人口は多いため、自信がなさげな人もいるし、強い人もいます。そのためたくさんの人の中から、これが正しいというのは難しいです。加えて、中国語の発音は動く筋肉部分が多いため、日本人から見た時表情の変化が大げさに見え、まるで怒っているように見えるのかもしれません。

2、言語とも関係があるのではないでしょうか。日本語は口の形が比較的小さく聞いた感じが優しいですね、中国語では口の形の変化が大きいので。それに確かに声量が比較的大きいかもしれませんね。



最初の方は、人によるけど中国語の発音は筋肉を使うから口の形が日本語と比べて大げさにならざるを得ないと言っており、二人目の方も口の形の変化が大きいことが原因ではないかと考えているようです。

発音の練習をしてみるとわかりますが日本語に比べて確かに表情筋が必要です。

3、ごもごもした音では確実に聞き取れないので声を多きくする必要がある

 

 

・声量が大きいことで聞き手がはっきり聞き取れるようになり、中国では声量が大きいことでその聞き手に自信があることを伝えることもできます。



この意見はなかなか面白かったです!確かに中国人は自信がありそうな方が多い印象があります。

しかしそれ以前に、発音の数が日本語に比べて圧倒的に多い関係から、日本語にありがちなぼそぼそとした話し方では通じないことがほとんどです。

相手にしっかりと聞きとってもらうために大きく話す必要があるようですね。

4、認識しておくべき文化の違い

 

 

・中国と日本の文化の違いも原因としてあるのではないでしょうか。例えば、同様に相手の言っていることが聞き取れないとき、話し手にもう一回言ってほしいと伝える際、中国人はおそらくきっと”哈?”と尋ねます。しかしこれは日本語の「は?」に相当し、日本語では普通怒っている時等に使う語気でしょう。でも実は中国人は怒っているわけではないんですよ~。



こちらの方は中日の話し方による文化面に着目してくれたようです。

中国では相手に聞き返すとき「は?」や「あ?」と言うことが一般的です。

そのため中国のこの文化を知らない人がこれを聞くと「喧嘩売られてる?」「なに、態度めちゃ悪いやん」と勘違いしてしまうことも少なくないです。

他にも返事の仕方や話し方による習慣・文化の違いも考察として考えられますね。

5、北方と南方でイメージは異なる?

 

 

1、会った人が北方の人だったでしょう。南の人は話し方が比較的穏やかなはずです。当然、大きな例になりますので、すべてを代表しているわけではありませんよ。

2、南の人の話し方は比較的柔らかいですよ。



この意見は初めて聞きました。しかし、私自身あまりこの意見は心から信用していません(笑)。

というのも北の方と南の方はお互いに悪く言うことがよくあります。(もちろん人によりますし、そういったイメージを持ってない方もいます。)

日本で言うと、この県は何もないとか、この県は美人が多いけどこっちは…みたいな感覚でしょうかw

ただ南の方のほうが柔らかという印象を持っている中国人の方が多いのは確かなようです。こういった地域差は調べてみると面白いですよね。

まとめ

 

  1. 四声の影響で発音に日本語にはないレベルで強い抑揚が生まれる
  2. 中国語発音は口を大きく変える必要がある
  3. ごもごもした音では確実に聞き取れないので声を多きする必要がある
  4. 認識しておくべき文化の違い
  5. 北方と南方でイメージは異なる?



今回は「中国語 怒っている?」問題について書いていきました。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

人による!と言い切っても良いのですが、言語と文化の観点から考察のほうを紹介させていただきました。それではまた次回。

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