中国語200字作文のすゝめ


新シリーズ開始!


HSK5級だと80字の作文が二つ、6級だと400字の作文が一つ出題されますが、なかなか学習教材ないですよね。過去問等に模範解答がありますが、実際のテストで模範解答と同じものが書けるかと言ったらそんなこともないです。

何が言いたいかというと、「自由作文」ってめちゃくちゃ大切なんですよね。

特にHSKや中検等で作文問題が出ますが、それとはまた関係なしに毎日作文を書くことは自分の表現力・語彙力を向上させることに大きくつながります。


そこで私のこのブログで新しく「中国語200字作文」というコーナーを設けておきます。このサイトではなるべく毎日私が自由にテーマを設定して、それに対して「日本語⁺中国語作文」を載せていきます。

私の解答はネイティブチェックを受けたものを掲載しますので、表現等の好き嫌いはあるかもしれませんが参考にしていただければと思います。

さて、今回は「200字作文のすゝめ」として、どのように毎日200字作文をすればいいのか?その期待できる効果は?なぜ200字?といった私なりの考えとルールを書いておきます。どのように作文を始めたらいいかわからない方の参考になれば幸いです。

なぜ200字なのか


これは感覚の話になりますが、HSK5級の80字はかなり少ないです。かといって6級の400字は多いです。

しかし、200字だと僕にとっては多すぎず少なすぎず、継続ができそうな文量なんですね。

毎日仕事で忙しい方もたくさんいると思います。子供の世話をしながら、その片手間で勉強するスーパーお母さんもたくさんいらっしゃいますよね。300文字以上だと中々考えるのに時間がかかってしまい、結構面倒くさいです。

大切なのは「毎日書くこと」ですので、ご自分にあった分量を選ぶのが最適ですが、100字以下だと短すぎるので、200字程度を私はお勧めします。

必ず「日本語」から書く


よく「英語は英語で考えなきゃだめだ!!」という方がいらっしゃいます。絶対にそのほうが良いに決まってますが、これは「英語が上手な方」が言えるセリフです。

初級者・中級者には残念ながらその考えは少し早いと言えるでしょう。

そもそもこの200字作文の目標は「表現力・語彙力の向上」です。そこにスピード感のある会話は求めていませんし、何よりこの段階で大切なのは「自分が言いたい日本語を上手な中国語に変換する能力を養う」ことです。焦らず毎日「これ日本語ではこうやって表現するけど、中国語ではなんて言うんだろう??」と熟考し、修正し、自分のものにしていく意識を持ちましょう。


まずは日本語で書いてみて、次に中国語で書いてみる。文法書・単語帳を開きながら、ネットで調べながら書いてみましょう。

これは会話のトレーニングではありません。そこは履き違えないようにしてください。

しかし、この中国語作文を続ければ必ず色々なテーマに関して表現豊かな文章が話せるようになっていくはずです。継続は力なりです。できるだけ毎日書きましょう。

書いたらネイティブチェックを入れる


必ず書いたらネイティブチェックを入れましょう。

そこで必須になるのが「Hello Talk」というアプリです。このアプリ、どうやら中国発祥だそうで日本語を学んでいる中国人ユーザーは非常に多いです。


タイムライン機能で自分が書いた作文を投稿して、「間違ってたら訂正してください」と文を添えて見てもらいましょう。僕の場合、30分以内には2人ぐらいの方が修正してくれます。

修正された文を見て、自分の日本語と比べて見ましょう。

きっと「あ!これはこうやって表現するのか!」と毎回学びのチャンスに出会うことでしょう。


これこそ今回の200字作文の最も大切なポイントです。

絶対に自分の書ける範囲だけで書かない


テストでは減点されないように、当たり障りのない無難な表現で書くことが求められますが、この200字作文ではそんなこと考えずに、思いっきり日本語で自由に書いちゃいましょう!

そうすると毎回必ず「これ中国語でなんて言うんだ??」という場面に出くわします。これこそ新しい表現・語彙・文法を学ぶビッグチャンスです。


自分で調べて書いてみて、ネイティブチェックを入れて修正して、そうすることでまた一つあなたの脳内ストックに新しい知識が増えてきます。

だからこそ「日本語から」書くのが良いのです。

中国語でいきなり書くと、自分の知っている文法・語彙しか使えませんから、言い換え能力は向上しても表現力のレベルに変化は決して生まれません。


日本語から書いてみて、そのあと中国語に訳す。これが初級・中級にはベストでしょう。

書き終わったら音読してスラスラ言えるようにする


書き終えたら必ず音読しましょう。暗記してしまうのがベストですよ。

「会話のトレーニングではない」と言いましたが、ただ書いただけでは「書けるけど話せない」というあまり言語学習においては理想ではない状態に陥ってしまいます。

自分が自由に書いた文章は、自分が誰かに話す確率の高いものです。
つまり、自分が書いた文を暗記して、話せるようにしておくことは会話能力の向上にも実は大きく役立つのです。


わかりやすい例を挙げておきましょう。

私の大学では2種類の先生がいます。

一人は、教科書で習った表現・語彙を使って生徒に毎回自由に作文させ、授業の時に発表させました。
もう一人は、教科書内容を丸々暗記させ、教科書を暗記しているかどうかを授業で確認しました。


その結果1年後には何が起きたか?

そうです、前者のクラスの生徒のほうが積極性も話せる表現も語彙も大きく向上したのです。

自分の考えた文は、自分が今後使うであろう文です。教科書を暗記するのではなく、教科書を参考にして内容は自分で考えて書くだけで皆さんの会話能力もぐっと上がります。

テーマが思いつかないときは?


「自由に書け!」と言われたって「自由」が一番困る!!という方もいるでしょう。

オーソドックスなのは日記形式ですが、バリバリの初級者はいいかもしれませんがみんながみんな毎日変化のある刺激的な毎日を過ごしてるわけではないですよね。

朝起きて、ご飯食べて、会社行って、昼食って、仕事して、帰って、寝る。疲れた。こんなこと毎日書いても意味ないです。

そこでおススメするのが以下の2点です。

①自分の趣味や好み、性格など、自分の特徴に関することを書く。
②ドラえもんの秘密道具を一つ取り上げ、もしそれがあったら自分ならどう使うかを理由を添えて説明する。


①はよくあるやつですので割愛しますが、②は結構使えます。


・もし「どこでもドア」があったら真っ先にどこに行きたい?なんでそこ行きたい?
・もし「タイムマシン」があったら過去未来のいつに行きたい?なんで?
・ドラえもんがいても、のび太みたいにならず自分の力で何とかしようと思える自信ある?
・もし「もしもボックス」があったら、どんな世界にしたい?なんで?
・「ビックライト」と「スモールライト」どっちが欲しい?なんで?


こういった感じでドラえもんの秘密道具は偉大ですね。テーマが無限に作れちゃいます。必ず理由を書きましょう。というか理由が一番重要です。

どんなにくだらない理由でも、前後関係おかしくても全然かまいません。大切なのは自由に自分で考えて書くことです。


しかもうれしいことに、中国でもドラえもんは大人気です。おそらくほとんどの方が知っています。

なので中国人の方も訂正がしやすいかなと思います。秘密道具の中国語名はググっても出てこなければカタカナか平仮名でそのまま書いておいても、中国人の方はわかると思いますので中国語名に変換してくれるはずです。伝わらなかったら画像を見せましょう。

まとめ


この勉強法は特に「初級中級者」に適しています。簡単な文しか話せないというのならぜひこの200字作文を通して表現の幅を広げましょう。表現の幅が広がれば会話がもっと楽しくなります。

最後にまとめとして200字作文のやり方を確認しましょう。

①テーマを決める
②日本語で書いてみる
③中国語を調べながら書く
④ネイティブチェックを入れる
⑤修正する
⑥音読いっぱいする、なるべくその日だけでもいいので暗記する


さてブログのほうにページを開設しておきます。興味ある方は毎日チェックしてみてくださいね。

それではまた次回、バイバイ!

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