HSK『成語』を覚えよう⑤


前回の成語をチェック



前回の成語をまだチェックしてない人はチェックしてくださいね。

✔︎ 见多识广…経験豊富で知識が広い
✔︎ 见义勇为…正義のために勇敢に行動する
✔︎ 竭尽全力…全力を尽くす
✔︎ 津津有味…興味津々である、とても美味しそう
✔︎ 锦上添花…錦上に花を添える(意味:立派なものをさらに立派にする。美しいものにさらに美しいものを加える)
✔︎ 精打细算…細かくそろばんをはじく、綿密に計算する
✔︎ 精益求精…優れている上にさらに磨きをかける
✔︎ 举世瞩目…世界的に注目を集める
✔︎ 举足轻重…重要な地位にあり一挙手一投足が全体に影響する
✔︎ 聚精会神…精神を集中する、一心不乱に〜する
✔︎ 侃侃而谈…臆することなく堂々と語る

成語のオススメな覚え方



成語はただ覚えても良いのですが結構難しいです。いくら日本人といえども中国語はすべて漢字ですから頭が痛くなる時もしばしば…。
そこでこのブログではいくつか成語を覚える際に有効と考えられる覚え方を提示し、それを使いながら解説していきます。

①ゴリ押しで覚える、要はそのまま暗記

②漢字でバラして理解して、最後にくっつけて全体の意味を理解する

③成語は昔の物語から来ているものが多いため、その原文を百度などで探して楽しみながら覚える

④自分で勝手に解釈を作り、それを当てはめて覚える



基本的には②〜④を当ブログでは実践していきます。そのため時々僕の勝手な解釈が入ることがありますが、一つの覚えやすくするための工夫だと思って読んでください。それではいきましょう!

今日の成語


✔︎ 刻不容缓(kè bù róng huǎn)…一刻も猶予できない

解説:漢字から判断しましょう。

…一刻も
不容缓…容易に緩めることができない

一刻も緩められない→一刻も猶予できない

✔︎ 空前绝后(kōng qián jué hòu)…空前絶後である

解説:無し。そのままなので

✔︎ 苦尽甘来(kǔ jìn gān lái)…苦しみ尽きて楽あり、苦しみの日々が終わり幸せな日々が来る

解説:これは漢字そのままですね!

苦尽…苦しみが尽きて、苦しい時が尽きて
甘来…甘い(幸せな)日々がやってくる

✔︎ 狼吞虎咽(láng tūn hǔ yàn)…ガツガツ食べる、かきこむ

解説:これは漢字の通りイメージが湧くかと思います。

狼虎…オオカミやトラ
吞咽…飲み込む

つまり狼や虎が食べ物を飲み込む様→ガツガツ食べるイメージ、と解釈できます。

✔︎ 礼尚往来(lǐ shàng wǎng lái)…礼を受ければ礼を返す、相手の出方によって対応する

解説:漢字からの判断は少し難しいですが日本語も交えて解釈しましょう。まず「礼」は礼儀のことで、「尚」は尊重する、という意味です。日本語では高尚(治世の程度が高く気品があること)などの漢字がありますね。
「往来」は日本語でも往来のことで行ったり来たりすることです。行ったものが帰ってくるという意味があるのと、「有来有往=交際する、対等に行動する」といった表現が示す通り、対応するといった意味もあります。よって

礼儀を尊重してそれ相応の対応をする=相手の出方によって対応する、と解釈でき、その相手の出方が礼儀であるならこちらも礼儀で返す、という意味です。

✔︎ 理所当然(lǐ suǒ dāng rán)…当然である

解説:これは「当然」と漢字が入っているので難しくはないのですが、要は「理が当然とする所」という意味で、この理は道理を指しています。
つまり「道理上当然だよね」って意味です。

✔︎ 理直气壮(lǐ zhí qì zhuàng)…筋が通っていて堂々としてい

解説:漢字で分けて考えましょう。

理直…道理が真っ直ぐで淀みがない(正しい理由がある)
气壮…血気が盛んである、「壮=強健である、たくましい、盛んである」

よって、道理が真っ直ぐで正しい理由があり血気が盛んである=筋が通っていて堂々としている

✔︎力所能及(lì suǒ néng jí )…力の及ぶ限り、その能力のできる範囲

解説:これも漢字から判断しましょう。

力…力
所…所、範囲
能…能力
及…及ぶ限り、及ぶ範囲で

力や能力が及ぶ範囲=力の及ぶ限り

✔︎ 络绎不绝(luò yì bù jué)…人や車などの流れが絶え間なく続く、往来が激しい

解説:「不绝」はそのまま絶えることが無い、という意味です。「络绎=往来が絶え間なく続くこと」を意味しますので、
つまりは「往来が絶え間なくずっと続く様」を表します。

✔︎ 名副其实(míng fù qí shí)…名実相伴う、その名に恥じない

解説:この「副」は2番目のという意味ではなく、「かなう、適合する、伴う」という意味を持ちます。よって
名声がその実際に伴う」=「名実相伴う」と解釈できます。

✔︎ 莫名其妙(mò míng qí miào)…何が何だかさっぱりわからない、不思議である

解説:「莫」という字は「無、毋、亡、勿」などと同じで無い誰も知らないという存在の否定を表す意味があります。
つまり
「莫名=名前を誰も知らない、其妙=其れが奇妙である」=何が何だかさっぱりわからない、不思議である、となりました。

✔︎ 南辕北辙(nán yuán běi zhé)…行動と目的が一致しない(轅を南向けながら車を北に走らせる

解説:これは物語から紹介しましょう。

昔、ある人が魏国を出て楚国へ行った。楚国は魏国の南側であったが、この人は御者に北へ向かわせた。路上の人がどこへ行くのかと彼に聞くと、彼は大声で「楚国だよ」と言ったので、路上の人は「楚国は南方ですよ、あなたは方角を間違えている」と言った。この人はさらに「私の馬は早いから問題ないよ」と答えた。

意味:心では南に行きたいと思っているが車は北へ行くこと。行動と目的が反することを例える。
辕:車両の前方にある家畜を繋ぐ2本のかじ棒。
辙:車輪が引かれた後に残った痕跡。


まとめ


✔︎ 刻不容缓…一刻も猶予できない
✔︎ 空前绝后…空前絶後である
✔︎ 苦尽甘来…苦しみ尽きて楽あり、苦しみの日々が終わり幸せな日々が来る
✔︎ 狼吞虎咽…ガツガツ食べる、かきこむ
✔︎ 礼尚往来…礼を受ければ礼を返す、相手の出方によって対応する
✔︎ 理所当然…当然である
✔︎ 理直气壮…筋が通っていて堂々としている
✔︎力所能及…力の及ぶ限り、その能力のできる範囲
✔︎ 络绎不绝…人や車などの流れが絶え間なく続く、往来が激しい
✔︎ 名副其实…名実相伴う、その名に恥じない
✔︎ 莫名其妙…何が何だかさっぱりわからない、不思議である
✔︎ 南辕北辙…行動と目的が一致しない




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