HSK4級に合格した後、何を目指すべきなのか?


hsk4級を受験された皆さんへ


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はやく話せるようになりたい!でも、HSK4級に合格したのに全然話せるようにならない。



HSK試験を受験された皆様、お疲れ様です。就活で有利だから、モチベ維持のため、趣味で、HSK受験には様々な理由があると思います。

今回はHSK、特に4級を受験し合格された皆様へ、合格後に次は何を目指すと良いのか、管理人のShuは実際に合格後何をしたのか、私自身の体験を交えながらその方向性を提示させていただきたいと思います。
もちろん人によってはhsk4級で勉強を終了される方もいるでしょうし、すぐに5級へ向かう方もいると思います。この記事とご自身の目指すところを照らし合わせながらお読みください。

hsk4級を合格するということは…。



hsk4級に合格することは何を意味するのでしょうか?

実は中国語の基本文法はHSK4級を終えた段階でほとんど終了です。つまり後は語彙力であり、皆さんは文法能力的にかなりの文を話せるはずです。

つまりHSK4級に合格することは日常会話を楽しむ準備がほぼ整ったと言えるのです。語彙は無限ですからそれほど焦らずともゆっくりやれば良いでしょう。
ですからHSK4級に合格後はアウトプットするためのインプットがかなり整備された状態となっているのです。このチャンスを逃すわけにはいきません。次項から私自身の体験も交えてお話しします。

すぐに5級?ちょっと待って


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4級に合格!次は5級だ!



4級に合格後すぐに5級に挑戦される方がいますが、多くが4級の難易度との差に悩まされます。5級になるとレベルがグッと上がるため難しく感じるのは当然ですし、覚えなきゃいけない単語の中にもいわゆる「書き言葉」が増えるのも事実です。

そこで私は4級まででインプットが整った点に着目して、スピーキングと会話練習に3ヶ月間集中して取り組みました。

約1年と半年ながら留学経験なしでもTwitter等で発信している通り、私がネイティブと会話を楽しめるレベルに達したのはこの期間のおかげだと確信を持って言えます。

5級の勉強には独学の場合ほとんどの方が参考書過多になりがちです。要は目標がそれならいいのですが、「話せるようになりたい」のにいつまでも難しい内容の参考書・内容を机に座って解いてるだけではなかなか話せるようにはなりません。

インプットにはなるべく、すぐにアウトプットを行わなければいけません。「知識」として脳内に入れた単語や表現を今度は「使える」ものへと変換していく作業が必要なのです。

4級が終わり5級のインプットへとすぐに移ると、4級の勉強でせっかく獲得した「知識」がただの「知識」で終わってしまいます。ですから私の提案として今度は5級に本格的に入る前に、アウトプット期間を設けてみてはいかがでしょうか?

Shuはどのように練習したのか?



では実際に私がどのように3ヶ月という期間を使用したのかをお話しします。

ちなみに3ヶ月という期間は結果的に振り返ってみたら3ヶ月だっただけで、意図して設定したものではありません。

しかしながら、個人的には知識を使えるものへとするために、最低でも3ヶ月くらいはアウトプット期間として費やした方がいいと思います。

別記事にて詳しくお話ししますが今回は簡単に私がとった勉強法を紹介します。

ちなみに「プロソディ」という聴き慣れない単語が出てきますが、プロソディと簡単に言えばその言語が持つ「リズム、イントネーション、ストレス、ポーズ」のことです。ストレスはどこを強く読むか、ポーズはどこで音を止めるかです。
中国語の持つプロソディと日本語のプロソディは異なるので、中国語のプロソディ獲得を目指すことが上達への必要条件になります。
→プロソディを獲得するには「歌」を使った勉強も有効です。歌を使った学習に関しての注意事項はこちらで詳しく解説しているので合わせてお読みください。
「url:中国語 歌で勉強ってどうなの論争について分析

 

主にとった勉強は3つです。

✅【自由作文
→自分「で」考えて、自分「から」発信する練習をします。イミテーションとシャドーイングではこの力は鍛えられないので、広範囲な話題に自由に対応できるためにも、自由作文でゆっくりとこの力を鍛える必要があります。この場合、本当に最初はゆっくり自由に書きましょう。わからなければその都度調べ、書き終わったら必ず「使える知識」にするために「読む練習」は忘れずにしましょう。暗記しちゃうのがベストです。

✅【イミテーション
→英語で「imitation」=日本語で「真似る」、という意味ですが言葉の通りモデルを設定して真似る練習をします。モデルはこの場合、ネイティブの俳優や歌手でも良いですし、参考書のCD音源でも構いません。
目的は「楽しく学習すること、ネイティヴのもつ表現感覚、リズムに代表されるプロソディを獲得するためです

※モデルはなるべく標準語の人を選びましょう。なまりの強い人を選んでしまうと、その人の影響を受けてしまう恐れがあります。もちろんなまりの強い人でも自分の中で問題なければ構いませんよ。

✅【シャドーイング
→上のイミテーションと非常に似ており、線引きが難しいですが、ここでは真似るのではなく「中国語のプロソディを身につけることに全力を注ぎます」。
真似るというよりかは、流れた音の後に自分も続けて発音し、完璧にできるまで何十回と声に出して行います。(imitationとの区別が曖昧ですみませんw)


イミテーションとシャドーイングの効果



実はイミテーションとシャドーイングはリスニング力向上に絶大な力を発揮します。というのも両者の学習段階で何度も中国語の音声を聞くのと、自分で発音できるように練習するため自然と会話やリスニングの中で認識できる単語数が増えていくからです。

真似る・繰り返す・再現する、という練習はこうしたメリットがあるんですね。

しかし、これでは口が中国語に慣れるのとプロソディは獲得できても、自分で話す内容を考えているわけではありませんから、自由に文を作る力はあまり成長しません。なので別途必ず自由作文はやりましょう。

可能であれば、いちいち書かない方が時短につながるのですが、無理そうならノートに書き起こしてやりましょう。

最後に



話せるようになる」という目標は実は一筋縄ではいかないかなりレベルの高い設定です。

一度ある程度話せるようになってしまえば、後は比較的スムーズに学習ができるようになるのですが、ここまでが結構厳しいんですね。

話せるようになるためには「話す練習」をしなくてはいけません。しかし、アウトプットというのはかなり脳が疲れます。避けがちなトレーニングですがサボらずに頑張りましょう。HSK4級に合格された皆様ならアウトプットへの準備はできていますので、時間をある程度かけてゆっくりと頑張りましょう。

それでは以上がHSK4級合格後に次に目指すステージへの私なりの提案になります。もちろん個人によって目標は違いますから、あくまで一つの参考程度に思っていただければ幸いです。

じゃあまた次回!バイバイ👋

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